カルティエ現代美術財団において、異例の展覧会期延長決定!!
既報の通り、カルティエ現代美術財団にて、2010年3月11日から6月21日までの開催を予定しておりました北野 武/ビートたけし展「Gosse de peintre - 絵描き小僧」が、当初より展覧会期を3ヶ月延長した9月12日までとし、カルティエ現代美術財団においても、異例の6ヶ月間ロングラン開催が決定しました!
カルティエ現代美術財団第2回プレスリリース和訳
2010年3月11日~9月12日
北野 武 / ビートたけし
『Gosse de peintre - 絵描き小僧』
カルティエ現代美術財団
「この個展を通じて、アートって言葉に、もっと別の意味をもたらせたらいいなと思う。アートって特別なものじゃなく、みんながすっと入って行きやすい、型にはまらない、もっと気楽なものであるべきだと思うから」
北野 武/ビートたけし
喜び、ユーモア、そして真摯さを持って、北野 武/ビートたけしは、生意気だったとも言える子供時代に目を向けた、この一風変わったプロジェクト「Gosse de peintre - 絵描き小僧」を手がけることになった。北野 武/ビートたけしによる展覧会は、2010年3月11日〜9月12日までカルティエ現代美術財団にて開催予定である。現代美術を皮肉りながら、知識に対する実験的な試みを行い、彼の母国に関するステレオタイプを笑い飛ばしながら、絵画やビデオ、あっと驚くオブジェや装置、気まぐれで風変わりな機械などを展示し、訪れる人々を驚きとギャグ、ゲームに誘う。
A Singular Personality (唯一無二の存在):
映画監督、俳優、テレビ司会者、コメディアン、画家、作家として知られる北野武、またの名をビートたけしは、唯一無二の存在だ。北野 武/ビートたけしは、自作の映画により世界中で知られ、日本ではコメディアンとしてお茶の間では絶大なる人気を誇っている。彼は、知識に対する好奇心と情熱を持って、暴力からコメディ、常軌を逸した行動から徹底的に抑制をきかせた行動、そして様々なジャンルと作風を巧みに使い分ける。
An Invitation from the Fondation Cartier (カルティエ現代美術財団からの招待状):
至るところからインスピレーションを受けつつ活動するこの貪欲なアーティストからは、「幼年期への憧れと郷愁」、そして「他者の持つイメージと自分自身の関係」という2つの主題がしばしば垣間見えてくる。それは彼の創造における基本的アプローチであり、イメージへの情熱は数多く作られた彼の絵画や映画からも明らかだ。北野は自作をカテゴリーに当てはめられ整理されることに気乗りしないからだろう、というのも絵を描くという行為は北野にとって本来個人的な楽しみから始まったのだが、未だかつて彼が美術館の要求に応じて、これ程多くの作品を提供したことはなかった。そんな北野が、カルティエ現代美術財団ゼネラル・ディレクター、エルベ・シャンデス氏との出会いにより、ついにその招待に応じる決断を下すこととなった。彼らは頻繁にミーティングを重ね、子供心を探求する巨大なインスタレーションで彩られた展覧会のアイディアが、ここに生まれたのである。
The Exhibition (展覧会):
自伝的要素を含む変化に富んだプロジェクト「Gosse de peintre - 絵描き小僧」を制作する上で、北野は展覧会という既成概念を破壊し、観客による対話、参加型展覧会として、ビートたけし/北野武のあらゆる世界観が含まれ、ポップカルチャーと科学探求、想像と風刺、伝統と教育、美とキッチュがいたる形で密接に融合した一種のアミューズメントパークへと変貌させた。
Attraction (アトラクション):
奇妙なイメージ、対話型ワークショップ、ギャグ、そしてゲームでちりばめられた迂曲する経路に沿って、
観客は贅沢で複雑だが、わくわくするような世界に誘い込まれる。北野は恐竜絶滅の理論を明らかにし、数学問題や科学メタファーにアプローチし、旧日本軍秘密兵器についてさえ暴露する。またある時は、さばく前から美味しそうな寿司が詰まった遺伝子転換魚や、キメラと想像上の動物が掛け合わせられた生物、絞首刑を逃れようとする手に負えない犯罪者(日本に未だ存在する死刑制度に対するビートたけし風の洒落)が展示され、その一方で、現代アートに対する皮肉の象徴として、巨大でガチャガチャと音がして、ばかばかしく全く使えないミシンが置かれている。その他にも、大仏しのぎ(お焼き)屋台や、興味深い標本棚、人形劇など、あらゆるアトラクションが繰り広げられ、老若男女を問わず、観客は芸術的センスを試される。
Paintings (絵画):
財団初となる、北野 武/ビートたけしの絵画も多数展示する。多大な点数を誇りながら、北野 武/ビートたけしは自分をアマチュア作家だと考えている。比喩的で尚且つ物語性を感じさせるスタイルを持つ北野の絵画だが、本展覧会の為に描き下ろされた新作も含む近作は色彩が炸裂し、素朴派(ナイーブ・アート/パントル・ナイーフ)を思い起こさせる。バイク事故による瀕死の重傷を負った北野は、1996年の療養中に動物と花を融合させた生物が登場する不穏な絵画を描き始めた。映画『HANA−BI』にも登場し、我々を動揺させるこれらの絵画から着想を得て、本展覧会の為にベネチアン・グラス花瓶が同絵画とともに展示される。
Moving Image (動画)
ビデオと動画も本展覧会において重要な意味を持っている。会場では異様な服装を着た沢山のビートたけし/北野武に囲まれて、フランス未公開のテレビのお笑い番組からシーン集を視聴出来る。また、本展覧会独占企画として、ビートたけし/北野武はいくつかのコメディ作品を撮り下ろした。一つは日本に関する西洋のクリシェ(ステレオタイプ)を滑稽に表現したもの、その他の作品には、最新作『アキレスと亀』でも紹介されている実験アートが題材となっている。
ビートたけし/北野武初の展覧会は、財団創設以来最も野心的な企画である。子供の為にデザインされているが、大人にも語りかけるものとなる。『Gosse de peintre – 絵描き小僧』では、ビートたけし/北野武が子供たちと真剣に向き合い、子供たちが考え、夢を見たり、展覧会そのものを体感出来るように誘うことだろう。
Biography(経歴)
初期経歴
1947年東京に生まれる。俳優/監督、北野武は1974年に芸名としてのちに継続して使用されることとなるビートたけしとしてのキャリアをスタートさせる。漫才コンビ、ツービートの片割れとして、北野武は1970年代後半から始まった漫才・お笑いブームの立役者の1人となる。やがて北野の独特な口調や風変わりな受け身(ボケ)スタイルが受け、80年代を代表する人気芸人の一人となる。
TV Celebrity(お茶の間の人気者):
本当の意味でビートたけしのテレビ界での成功は、1981年から放送開始された若手お笑いタレントが大集合したお笑い番組「オレたちひょうきん族」(フジテレビ)の出演によってだろう。いくつもの北野出演のお笑い番組の中でも、国際的に最も知名度が高いのは、競技者が主に体力を競い、いくつもの難関に挑戦するという、「痛快なりゆき番組 風雲 ! たけし城」(TBS)かもしれない。本番組は1986年から1989年まで放送され高視聴率を記録し続けた。現在、北野は1週間に8本のレギュラー番組を持っており、その内容はバラエティに富んでおり政治から数学まで多岐にわたる。
Actor (俳優):
俳優としてのビートたけしは、自身の監督作に出演することはもちろん、他の監督作品にも多数出演している。1983年に大島渚監督作「戦場のメリークリスマス」で彼の扮した役柄は国際的な評価を得る。1999年には「御法度(Taboo)」で大島監督と再びタッグを組む。2001年には深作欣二監督の議論を呼んだ大ヒット作「バトル・ロワイヤル」に出演。その他の出演作に、海外の監督とコラボレーションしたロバート・ロンゴ監督の「JM(1995年/米)」、ジャン=ピエール・リモザン監督の「TOKYO EYES(1998年/仏)」などがある。
Director (監督):
「その男、凶暴につき」で監督デビューを飾った北野武は、その後「3x4-10月」、「あの夏、いちばん静かな海。」、「ソナチネ」、「みんな〜やってるか!」、「キッズ・リターン」を次々と監督。そして彼の監督としての功績は、「HANA-BI」がベネチア国際映画祭の金獅子賞受賞を機にさらに確実なものとなる。この成功は「菊次郎の夏」、日米共同製作による「BROTHER」、そして「Dolls[ドールズ]」へと続く。そして北野初の時代劇「座頭市」は、再びベネチア国際映画祭にて監督賞を受賞する。「TAKESHIS’」の上映後、北野は第10回 ガリレオ2000賞(伊)特別文化賞を受賞。2006年にはカンヌ映画祭60年記念製作映画「それぞれのシネマ」参加のため、短篇「素晴らしき休日(One Fine Day)」を撮影。北野はまた自身監督13作目の映画タイトルにちなんで作られたベネチア国際映画祭内に新設された「監督・ばんざい!賞」初代受賞者となる。2008年には「アキレスと亀」が再びベネチア国際映画祭のコンペ部門にてプレミア上映される。同年6月、北野はモスクワ国際映画祭にて特別功労賞を受賞。そして11月にはテサロニキ映画祭にて名誉賞であるゴールデン・アレクサンダー賞を受賞。
Publication(出版物):
ビートたけし/北野武の『絵描き小僧(Gosse de peintre):カルティエ現代美術財団/Actes Sud, Arles』
本カタログが、北野武の世界を紐解き、展覧会の舞台裏を紹介する。スケッチ、インスタレーションの青写真、そして北野自身による絵画などにより、この素晴らしいプロジェクトの立ち上げ時まで遡って見返すことが出来る。彼の映画から描かれる充実した図像、人気TV番組、北野武の非凡な経歴写真などから、読者は彼の起源を探ることが出来るだろう。
ソフトバック 24x34cm, 250頁、
200色カラー・イラストレーション。
出版予定日:2010年3月
EVENTS(イベント):
北野武監督作「アキレスと亀」
「TAKESHIS’」 (2005)「監督・ばんざい!」(2007)に続き、「アキレスと亀」(2009)は、北野武がアーティストとしての自身を投影した長編映画第3弾。
Ocean Films配給にて2010年3月10日フランス国内上映決定。
北野武/ミシェル・テマン共著:Kitano Par Kitano
フランス人ジャーナリスト、ミシェル・テマンが、数年に渡り行った北野武へのインタビューを完成させた、北野武の国外初の自伝。
Editions Grassetより出版。
出版予定日:2010年2月下旬
『偶像破壊者 — 北野武 映画とテレビ番組回顧上映』
開催日程:2010年3月11日 – 6月21日
場所: ポンピドゥーセンター
この春ポンピドゥーセンターでは、北野武の全仕事に大々的に焦点を当て、最も包括的な北野武の回顧上映を企画。この回顧上映会では、映画、テレビドラマ、ドキュメンタリー等から選りすぐりの合計約50本程度を上映予定しており、彼の監督作品から俳優業に至るまで、彼の様々な表情や人間性を垣間見ることが出来る。
Press Information (プレス情報):
リンダ・シュニット
アシスタント:マシュー・シモネット
電話:+33 (0)1 42 18 56 77/65
Fax +33 (0)1 42 18 56 52
linda.chenit@fondation.cartier.com
Images on line: fondation.cartier.com
記者会見:3月9日(火)アーティスト本人が出席予定
オープニング:3月10日(水)
カルティエ現代美術財団
261, boulevard Raspail 75014 Paris
℡ +33(0)1 42 18 56 50
fax +33(0)1 42 18 56 52
fondation.cartier.com
開館時間
火曜 11時から22時(最終入場は21時20分)
水曜-日曜 11時から20時まで(最終入場は19時20分)
月曜休館
≪お問い合わせ先≫
カルティエ コミュニケーション部
TEL. 03−3288−2458
FAX. 03−3288−2464
北野武/ビートたけし『Gosse de peintre -絵描き小僧』は、カルティエ現代美術財団の支援と、フランス基金の後援、及びカルティエの助成により開催されます。
Takeshi Kitano,Untitled,2009©Office Kitano Inc.
ご協力いただいた企業
既報の通り、カルティエ現代美術財団にて、2010年3月11日から6月21日までの開催を予定しておりました北野 武/ビートたけし展「Gosse de peintre - 絵描き小僧」が、当初より展覧会期を3ヶ月延長した9月12日までとし、カルティエ現代美術財団においても、異例の6ヶ月間ロングラン開催が決定しました!
カルティエ現代美術財団第2回プレスリリース和訳
2010年3月11日~9月12日
北野 武 / ビートたけし
『Gosse de peintre - 絵描き小僧』
カルティエ現代美術財団
「この個展を通じて、アートって言葉に、もっと別の意味をもたらせたらいいなと思う。アートって特別なものじゃなく、みんながすっと入って行きやすい、型にはまらない、もっと気楽なものであるべきだと思うから」
北野 武/ビートたけし
喜び、ユーモア、そして真摯さを持って、北野 武/ビートたけしは、生意気だったとも言える子供時代に目を向けた、この一風変わったプロジェクト「Gosse de peintre - 絵描き小僧」を手がけることになった。北野 武/ビートたけしによる展覧会は、2010年3月11日〜9月12日までカルティエ現代美術財団にて開催予定である。現代美術を皮肉りながら、知識に対する実験的な試みを行い、彼の母国に関するステレオタイプを笑い飛ばしながら、絵画やビデオ、あっと驚くオブジェや装置、気まぐれで風変わりな機械などを展示し、訪れる人々を驚きとギャグ、ゲームに誘う。
A Singular Personality (唯一無二の存在):
映画監督、俳優、テレビ司会者、コメディアン、画家、作家として知られる北野武、またの名をビートたけしは、唯一無二の存在だ。北野 武/ビートたけしは、自作の映画により世界中で知られ、日本ではコメディアンとしてお茶の間では絶大なる人気を誇っている。彼は、知識に対する好奇心と情熱を持って、暴力からコメディ、常軌を逸した行動から徹底的に抑制をきかせた行動、そして様々なジャンルと作風を巧みに使い分ける。
An Invitation from the Fondation Cartier (カルティエ現代美術財団からの招待状):
至るところからインスピレーションを受けつつ活動するこの貪欲なアーティストからは、「幼年期への憧れと郷愁」、そして「他者の持つイメージと自分自身の関係」という2つの主題がしばしば垣間見えてくる。それは彼の創造における基本的アプローチであり、イメージへの情熱は数多く作られた彼の絵画や映画からも明らかだ。北野は自作をカテゴリーに当てはめられ整理されることに気乗りしないからだろう、というのも絵を描くという行為は北野にとって本来個人的な楽しみから始まったのだが、未だかつて彼が美術館の要求に応じて、これ程多くの作品を提供したことはなかった。そんな北野が、カルティエ現代美術財団ゼネラル・ディレクター、エルベ・シャンデス氏との出会いにより、ついにその招待に応じる決断を下すこととなった。彼らは頻繁にミーティングを重ね、子供心を探求する巨大なインスタレーションで彩られた展覧会のアイディアが、ここに生まれたのである。
The Exhibition (展覧会):
自伝的要素を含む変化に富んだプロジェクト「Gosse de peintre - 絵描き小僧」を制作する上で、北野は展覧会という既成概念を破壊し、観客による対話、参加型展覧会として、ビートたけし/北野武のあらゆる世界観が含まれ、ポップカルチャーと科学探求、想像と風刺、伝統と教育、美とキッチュがいたる形で密接に融合した一種のアミューズメントパークへと変貌させた。
Attraction (アトラクション):
奇妙なイメージ、対話型ワークショップ、ギャグ、そしてゲームでちりばめられた迂曲する経路に沿って、
観客は贅沢で複雑だが、わくわくするような世界に誘い込まれる。北野は恐竜絶滅の理論を明らかにし、数学問題や科学メタファーにアプローチし、旧日本軍秘密兵器についてさえ暴露する。またある時は、さばく前から美味しそうな寿司が詰まった遺伝子転換魚や、キメラと想像上の動物が掛け合わせられた生物、絞首刑を逃れようとする手に負えない犯罪者(日本に未だ存在する死刑制度に対するビートたけし風の洒落)が展示され、その一方で、現代アートに対する皮肉の象徴として、巨大でガチャガチャと音がして、ばかばかしく全く使えないミシンが置かれている。その他にも、大仏しのぎ(お焼き)屋台や、興味深い標本棚、人形劇など、あらゆるアトラクションが繰り広げられ、老若男女を問わず、観客は芸術的センスを試される。
Paintings (絵画):
財団初となる、北野 武/ビートたけしの絵画も多数展示する。多大な点数を誇りながら、北野 武/ビートたけしは自分をアマチュア作家だと考えている。比喩的で尚且つ物語性を感じさせるスタイルを持つ北野の絵画だが、本展覧会の為に描き下ろされた新作も含む近作は色彩が炸裂し、素朴派(ナイーブ・アート/パントル・ナイーフ)を思い起こさせる。バイク事故による瀕死の重傷を負った北野は、1996年の療養中に動物と花を融合させた生物が登場する不穏な絵画を描き始めた。映画『HANA−BI』にも登場し、我々を動揺させるこれらの絵画から着想を得て、本展覧会の為にベネチアン・グラス花瓶が同絵画とともに展示される。
Moving Image (動画)
ビデオと動画も本展覧会において重要な意味を持っている。会場では異様な服装を着た沢山のビートたけし/北野武に囲まれて、フランス未公開のテレビのお笑い番組からシーン集を視聴出来る。また、本展覧会独占企画として、ビートたけし/北野武はいくつかのコメディ作品を撮り下ろした。一つは日本に関する西洋のクリシェ(ステレオタイプ)を滑稽に表現したもの、その他の作品には、最新作『アキレスと亀』でも紹介されている実験アートが題材となっている。
ビートたけし/北野武初の展覧会は、財団創設以来最も野心的な企画である。子供の為にデザインされているが、大人にも語りかけるものとなる。『Gosse de peintre – 絵描き小僧』では、ビートたけし/北野武が子供たちと真剣に向き合い、子供たちが考え、夢を見たり、展覧会そのものを体感出来るように誘うことだろう。
Biography(経歴)
初期経歴
1947年東京に生まれる。俳優/監督、北野武は1974年に芸名としてのちに継続して使用されることとなるビートたけしとしてのキャリアをスタートさせる。漫才コンビ、ツービートの片割れとして、北野武は1970年代後半から始まった漫才・お笑いブームの立役者の1人となる。やがて北野の独特な口調や風変わりな受け身(ボケ)スタイルが受け、80年代を代表する人気芸人の一人となる。
TV Celebrity(お茶の間の人気者):
本当の意味でビートたけしのテレビ界での成功は、1981年から放送開始された若手お笑いタレントが大集合したお笑い番組「オレたちひょうきん族」(フジテレビ)の出演によってだろう。いくつもの北野出演のお笑い番組の中でも、国際的に最も知名度が高いのは、競技者が主に体力を競い、いくつもの難関に挑戦するという、「痛快なりゆき番組 風雲 ! たけし城」(TBS)かもしれない。本番組は1986年から1989年まで放送され高視聴率を記録し続けた。現在、北野は1週間に8本のレギュラー番組を持っており、その内容はバラエティに富んでおり政治から数学まで多岐にわたる。
Actor (俳優):
俳優としてのビートたけしは、自身の監督作に出演することはもちろん、他の監督作品にも多数出演している。1983年に大島渚監督作「戦場のメリークリスマス」で彼の扮した役柄は国際的な評価を得る。1999年には「御法度(Taboo)」で大島監督と再びタッグを組む。2001年には深作欣二監督の議論を呼んだ大ヒット作「バトル・ロワイヤル」に出演。その他の出演作に、海外の監督とコラボレーションしたロバート・ロンゴ監督の「JM(1995年/米)」、ジャン=ピエール・リモザン監督の「TOKYO EYES(1998年/仏)」などがある。
Director (監督):
「その男、凶暴につき」で監督デビューを飾った北野武は、その後「3x4-10月」、「あの夏、いちばん静かな海。」、「ソナチネ」、「みんな〜やってるか!」、「キッズ・リターン」を次々と監督。そして彼の監督としての功績は、「HANA-BI」がベネチア国際映画祭の金獅子賞受賞を機にさらに確実なものとなる。この成功は「菊次郎の夏」、日米共同製作による「BROTHER」、そして「Dolls[ドールズ]」へと続く。そして北野初の時代劇「座頭市」は、再びベネチア国際映画祭にて監督賞を受賞する。「TAKESHIS’」の上映後、北野は第10回 ガリレオ2000賞(伊)特別文化賞を受賞。2006年にはカンヌ映画祭60年記念製作映画「それぞれのシネマ」参加のため、短篇「素晴らしき休日(One Fine Day)」を撮影。北野はまた自身監督13作目の映画タイトルにちなんで作られたベネチア国際映画祭内に新設された「監督・ばんざい!賞」初代受賞者となる。2008年には「アキレスと亀」が再びベネチア国際映画祭のコンペ部門にてプレミア上映される。同年6月、北野はモスクワ国際映画祭にて特別功労賞を受賞。そして11月にはテサロニキ映画祭にて名誉賞であるゴールデン・アレクサンダー賞を受賞。
Publication(出版物):
ビートたけし/北野武の『絵描き小僧(Gosse de peintre):カルティエ現代美術財団/Actes Sud, Arles』
本カタログが、北野武の世界を紐解き、展覧会の舞台裏を紹介する。スケッチ、インスタレーションの青写真、そして北野自身による絵画などにより、この素晴らしいプロジェクトの立ち上げ時まで遡って見返すことが出来る。彼の映画から描かれる充実した図像、人気TV番組、北野武の非凡な経歴写真などから、読者は彼の起源を探ることが出来るだろう。
ソフトバック 24x34cm, 250頁、
200色カラー・イラストレーション。
出版予定日:2010年3月
EVENTS(イベント):
北野武監督作「アキレスと亀」
「TAKESHIS’」 (2005)「監督・ばんざい!」(2007)に続き、「アキレスと亀」(2009)は、北野武がアーティストとしての自身を投影した長編映画第3弾。
Ocean Films配給にて2010年3月10日フランス国内上映決定。
北野武/ミシェル・テマン共著:Kitano Par Kitano
フランス人ジャーナリスト、ミシェル・テマンが、数年に渡り行った北野武へのインタビューを完成させた、北野武の国外初の自伝。
Editions Grassetより出版。
出版予定日:2010年2月下旬
『偶像破壊者 — 北野武 映画とテレビ番組回顧上映』
開催日程:2010年3月11日 – 6月21日
場所: ポンピドゥーセンター
この春ポンピドゥーセンターでは、北野武の全仕事に大々的に焦点を当て、最も包括的な北野武の回顧上映を企画。この回顧上映会では、映画、テレビドラマ、ドキュメンタリー等から選りすぐりの合計約50本程度を上映予定しており、彼の監督作品から俳優業に至るまで、彼の様々な表情や人間性を垣間見ることが出来る。
Press Information (プレス情報):
リンダ・シュニット
アシスタント:マシュー・シモネット
電話:+33 (0)1 42 18 56 77/65
Fax +33 (0)1 42 18 56 52
linda.chenit@fondation.cartier.com
Images on line: fondation.cartier.com
記者会見:3月9日(火)アーティスト本人が出席予定
オープニング:3月10日(水)
カルティエ現代美術財団
261, boulevard Raspail 75014 Paris
℡ +33(0)1 42 18 56 50
fax +33(0)1 42 18 56 52
fondation.cartier.com
開館時間
火曜 11時から22時(最終入場は21時20分)
水曜-日曜 11時から20時まで(最終入場は19時20分)
月曜休館
≪お問い合わせ先≫
カルティエ コミュニケーション部
TEL. 03−3288−2458
FAX. 03−3288−2464
北野武/ビートたけし『Gosse de peintre -絵描き小僧』は、カルティエ現代美術財団の支援と、フランス基金の後援、及びカルティエの助成により開催されます。
Takeshi Kitano,Untitled,2009©Office Kitano Inc.
ご協力いただいた企業